注 : 25 gを超える検体は、 NF検証試験で試験されていません。
3M™ 分子検出スピードローダートレイの準備
1. 1〜5% (v/v in water) の家庭用漂白液で湿らせた布で、 3M™ 分子検出スピードローダートレイを拭きます。
2. 水で3M 分子検出スピードローダートレイを濯ぎます。
3. 使い捨てタオルで、 3M 分子検出スピードローダートレイを拭きます。
4. 使用前に、 3M 分子検出スピードローダートレイが乾燥していることを確認して ください。
3M™ 分子検出チルブロックインサートの準備
3M 分子検出チルブロックを作業台の上に直に置きます (3M™ 分子検出チルブロック トレイは使用しません) 。 チルブロックは検査
室の室温で (20〜25°C) 使用します。
3M™ 分子検出ヒートブロックインサートの準備
3M 分子検出ヒートブロックインサートをドライブロックヒーターユニッ トに入れます。 ドライブロックヒーターユニッ トをオンにし
て、 温度を100±1°C に設定します。 3M 分子検出ヒートブロックインサートが設定温度に達したら、 温度を維持します。
注 : 使用するヒーターユニッ トにより、 3M 分子検出ヒートブロックインサートが設定温度に達するまでに約30 分かかります。 全浸
没温度計は使用しないこと) を指定の部位に設置し、 3M 分子検出ヒートブロックインサートが100±1°C であることを確認します。
3M 分子検出装置の準備
1. 3M™ 分子検出ソフ トウェアを起動して、 ログインします。 3Mの食品安全担当者に連絡をして、 最新バージョンのソフ トウェアをお
持ちかどうか確認して ください。
2. 3M 分子検出装置をオンにします。
3. 各検体のデータを含む検出結果を作成、 編集します。 詳細については、 3M 分子検出システムユーザーマニュアルを参照して く
ださい。
注 : 3M 分子検出装置は、 反応チューブと共に3M 分子検出スピードローダートレイを入れる前に60°C まで加熱され、 保温されて
いる必要があります。 この加熱ステップには約20 分かかり、 装置のステータスバーがオレンジ色に点灯します。 装置の準備ができ
ると、 ステータスバーは緑色に変わります。
ライシス
1. ライシス (LS 用) チューブは、 ラックに一晩 (16〜18 時間) 静置して、 室温 (20〜25°C) に戻します。 LS 用チューブを室温に戻す別
の方法としては、 LS 用チューブを作業台の上に2 時間以上静置するか、 LSチューブを37±1℃のインキュベーターで1時間イン
キュベートする、 または100℃のドライブロックヒーターユニッ トに30秒間入れます。
2. 使用する4時間前までに、 キャ ップをしたチューブを反転させて混合します。
3. インキュベータから増菌培地を取り出します。
4. 各検体および陰性コン トロール (NC) ( 滅菌増菌培地) 検体につきLS 用チューブ1 本が必要です。
4.1 LS 用チューブのス トリ ップは、 必要なLS 用チューブ数に合わせて分割できます。 各LS 用チューブまたは8 連チューブのス ト
リ ップの数を選択して ください。 LS 用チューブを空のラックに置きます。
4.2 交差汚染を回避するため、 LS 用チューブのキャ ップは一度に1 ス トリ ップずつ外し、 移注ステップごとに新しいピペッ トチッ
プを使用して ください。
4.3 以下に記載のとおり、 増菌した検体をLS 用チューブに移注します。
最初に、 増菌した各検体を各LS 用チューブに移注します。 最後にNC を移注します。
4.4 3M™ 分子検出キャップ/デキャップツール - 溶解を使用して、 LS 用チューブのキャップを一度に1 ストリ ップずつ外し
ます。
4.5 溶解物を再検査用に保存する場合は、 キャ ップを清潔な容器に入れておき、 ライシス後に再度キャ ップを嵌めます。 保存し
た溶解物の処理については、 付録A を参照して ください。
4.6 プロトコルの表に別の指示がある場合を除き、 検体20 µL をLS 用チューブに移注します。
5. 各検体が、 ス トリ ップの対応するLS 用チューブに添加されるまでステップ4.2 を繰り返します。
7
(日本語)
JA
20 µl