カラム使用のヒント
• 近年の LC カラムは堅牢性が高く、一般的なクロマトグラフィー条件
下で長期間使用できるように設計されています。カラムの寿命を最大
化するには、仕様の範囲内で使用するようにします。最終的なメソ ッ
ドを適用する前に、必ず仕様を確認して ください。
• カラムを損傷することはありませんが、逆方向のフローは避けて くだ
さい。
• 移動相の準備には、高純度の試薬と、クロマトグラフィーグレード以
上の溶媒を必ず使用して ください。
• カラムを分解するとカラムの性能が低下します。
• 新品のカラムには、有機溶媒の混合物が入っています。お使いのカ
ラムの溶媒組成については、 QC パフ ォーマンスレポートを参照して く
ださい。初めて使用するときには、沈殿や乳濁を生じるおそれがあ
る移動相をカラムに通さないように注意して ください。
• Agilent 順相カラムは、水および一般的な有機溶媒が使用できます。
• カラムを保護し、カラムの寿命を延ばすため、ガードカラムの使用を
推奨します。
• カラムを保管する際には、 高 pH および高温の環境を避けて ください。
• このカラムは、必ず推奨されているカラム相 pH 範囲内で使用して く
ださい ( 次ページを参照 ) 。推奨される pH 範囲および温度範囲の
外で使用した場合、寿命が短くなるおそれがあります。
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