ロック部品の組み立て; ソレノイ ドの取り付け; カバープレートの取り付け - FIOR & GENTZ NEURO TRONIC Mode D'emploi

9.1 ロック部品の組み立て
組み立ての際にスライドワッシャが損傷しないように注
意してください。 スライドワッシャの粒子が挟まると、 シス
テム関節に横方向の遊びが生じることがあります。
1 ロック爪と歯付きリングの軸孔、 およびベアリングナッ トの摩
擦表面に、 装具関節用グリースを少しだけ塗布します。 ロック
爪の歯と歯付きリングの間にグリースが入り込まないように注
意してください。
2 ロック爪用のベアリングナッ トを、 関節の下側部分の開口部に
入れます （図12） 。
3 ロック爪を取り付けます （図13） 。
4 関節の下側部分の開口部に、 関節軸のベアリングナッ トを入
れます （図14） 。
5 第1のスライドワッシャの両面に、 装具関節用グリースを少しだ
け塗布し、 関節の下側部分に配置します （図15） 。
6 歯付きリングを関節の上側部分の前側に配置し、 関節の上側
部分と同一面になるようにします。 波形の部分が、 関節の上側
部分に向いていなければなりません （図16～17） 。
7 関節の上側部分を取り付けます(図18)。 関節の上側部分が、 遊
びなしに配置されていることを確認します。
8 第2のスライドワッシャの片面にスプレー接着剤を塗布し、 カバ
ープレートに貼り付けます （図19） 。
9 反対側の面に、 装具関節用グリースを少しだけ塗布します。
9.2 ソレノイ ドの取り付け
1 圧力ばね （図20の2） をプランジャ （1） に配置します。
2 ワッシャ （4） ソレノイド （5） の上に配置します。
3 プランジャをソレノイド固定具 （3） に通して、 ソレノイドに差
し込みます。
4 ソレノイドをソレノイド固定具にできるだけ深くねじ込み
ます。
5 カバープレートに押し付けて、 ソレノイドを固定します
（図21） 。
9.3 カバープレートの取り付け
カバープレートのレバーは組み立て済みです。 以下の手順に従っ
て、 レバーをドッ トに合わせてセッ トする必要があります。
1 必要に応じて、 カバープレートのスレッ ドをLOCTITE® 7063
Super Cleanできれいにします。
2 システム関節にカバープレートを配置します。
3 1本目の皿小ねじをねじ込みます （軸ねじ、 S1、 図22） 。
4 2本目の皿小ねじをねじ込みます （S2、 図23） 。
図12
図14
図16
図18
1
2
3
4
5
図20
図22 図23
図13
図15
図17
図19
図21
S1
S2
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