Renfert tropic XL Mode D'emploi page 41

5. 使用方法
モデリングリキッドを使用する場合：
必要なポーセレンパウダーをパレット表面に置きます。
望ましい湿潤状態に達するまで、十分なモデリングリキッドを加えて下さい。
パレットの毛細管効果により、この湿潤状態を数日間保つことができます。
モデリングリキッドを使用しない場合：
必要なポーセレンパウダーをパレット表面に置きます。パレットには毛細管効果があり
ますので、最適な湿潤状態に達するまでポーセレンに水分を供給します。ポーセレンパ
ウダーを混ぜるだけで、数日間同じ状態を保ちます。
注意:
時間の経過により水位が下がってきますので、都度ケース内に蒸留水を補給してくださ
い。また、光沢のある2つの丸い窪みには、モデリングリキッドやステインリキッドを
溜めておくことが出来ます。
パレット上で金属製スパチュラを使用しないでください。代わりにアガタスパチュラ
(製品番号： 1157-0000) を使用して下さい。 金属の摩耗粉は、パレット面だけでなく
ポーセレン自体も変色させる危険性があります
6. 取扱上の注意事項
パレットの品質を維持するために、定期的に清掃することが重要です。
スチームクリーナーで入念に清掃、もしくは蒸留水でブラシ洗いをしてください。
中性洗剤を使ってケースを清掃した後、流水下で完全に洗い流して下さい。
研磨材の入った洗剤、またはアルコール系洗浄剤を使って清掃しないで下さい。柔らか
いブラシまたは清掃用布のみを使用して下さい。
トリコロールステインを使用すると、気化したステインリキッドがプラスチック製のフ
タを腐食させるおそれがあります。
モノマーやアルコール系の洗剤でプラスチック製のフタを清掃しないで下さい。
時間とともに不純物や周囲の埃により、パレット内の毛細管作用が徐々に低下してき
ます。また、ポーセレンパウダーの色素沈着物が表面に蓄積することもあります。その
場合、パレットをファーネス内で焼却して不純物を除去、清掃することができます：
• ケースからパレットを取り出して、残っているポーセレンを完全に洗い流します。そ
の後、パレットを約3～4時間乾燥させて下さい。続いて、乾燥したパレットを常温
のファーネス内に入れてください。パレット上にはなにも置かないでください。ま
た、連続で焼成しないでください。
ファーネスの温度を、7～9℃/分で昇温し120℃ で60分間係留します。その後、最終
温度の 800℃ まで6～8℃/分で昇温します。
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JA
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