1. 調整ネジをアレンレンチ SW5 で緩めます(取り外さないこと) 。
2. オープンエンドレンチ SW19 を使用して調整ネジを回し、ローラーを軽くコラムに押し付けます。
3. 調整ネジを締め付けます。キャリッジは、ダイヤモンドコアビットが取り付けられていない状態では所
定位置にあり、ダイヤモンドコアビットを装着すると降下するなら、正しく調整されています。
7
搬送および保管
•
電動工具は先端工具を装着した状態で搬送しないでください。
•
電動工具は常に電源プラグを外して保管してください。
•
本体は、乾燥している場所に、子供や権限のない人が手を触れることのないようにして保管してくださ
い。
•
電動工具を長距離にわたって搬送したり長期にわたって保管した後には、使用の前に損傷がないか
チェックしてください。
7.1
凍結温度時での保管と休憩
4 ℃(39 °F)より低い温度の場合、休憩を 1 時間以上取る際あるいは保管の前に、水回路内の水分を
圧縮エアで吹き飛ばす必要があります。
1. 給水ホースを接続解除します。
2. 給水ラインをダイヤモンドコアドリルから接続解除します。
3. 給水コックを開きます。
4. 3 ウェイバルブを湿式穿孔位置にします。
5. 圧縮エア(最大圧力:3 bar)で水回路から水分を吹き飛ばします。
8
故障時のヒント
この表に記載されていない、あるいはご自身で解消することのできない故障が発生した場合には、弊社営業
担当またはHilti サービスセンターにご連絡ください。
8.1
ダイヤモンドコアドリルが作動する
故障
サービスインジケーターが点
灯。
サービスインジケーターが点
滅。
穿孔速度が低下する。
586
日本語
考えられる原因
サービス時期に達した。
サービス時期が過ぎた。
最大穿孔深さに達している。
コアがダイヤモンドコアビット内
で引っ掛かっている。
仕様が母材に適していない。
鋼材含有量が多い(金属切り屑を
含んだ濁りのない水により確認可
能) 。
ダイヤモンドコアビットの故障。
解決策
▶ できるだけ早い機会にダイヤモ
ンドコアドリルをHilti に送付し
て修理を依頼してください。
▶ ダイヤモンドコアドリルをHilti
に送付してください。
▶ コアを外し、コアビット延長
シャフトを使用します。
▶ コアを取り外します。
▶ 適切な仕様のダイヤモンドコア
ビットを選択してください。
▶ 適切な仕様のダイヤモンドコア
ビットを選択してください。
▶ ダイヤモンドコアビットに損傷
がないか点検し、必要ならば交
換します。
2100851
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