Renfert Silent TS Mode D'emploi page 144

2.6 入力オートマチックの設定
Silent TS はオートマチック運転モードの場合、スイ
ッチのオン・オフは自動で行われます。
このオートマチックスイッチは、コンセント（N, 写
真 4）に接続された電気機器からの出力に反応して
作動します。
この電力が Silent TS に設定されるスイッチ・オン
のしきい値よりも大きい場合、吸引がスタートしま
す。そして、電力がしきい値よりも小さい場合、吸
引がストップします。
Silent TSは、出荷時調整で、ほとんどの歯科
用電気機器に正しく反応するように設定されて
います。もしも、反応しない機器（ハンドピー
スなど）がある場合、設定を変更する必要があ
ります。
スイッチ・オンのしき¬い値変更について:
1. Silent TS のスイッチをオンにします。
2. を 3 秒間、押します。
LED と が点滅します。
表示部に「0」が点滅します。
3. 電気機器のスイッチをオフにます。装置にスタン
バイ・モード機能がある場合は、スタンバイ状態
にします（例えば、ハンドピースがエンジン本体
によってのみ、スイッチオンして、ハンドピース
なしで稼動させる場合）。
4. ボタンを押します。
表示部に「1」が点滅します。
5. 電気機器のスイッチをオンにします。例えば、ハ
ンドピースの回転スタートに合わせて、 Silent TS
を稼動させたい場合。
6. ボタンを押します。
シグナルトーンにより、変更が確認されました。
Silent TS は再び運転モード（連続、またはオートマ
チックモード）になり、調節前のオート・スイッ
チの状態になります。
2.7 「フィルター交換」表示
LED（K）表示が点灯し、集塵パックもしくは、フィ
ルターの交換が必要であることを知らせます。
同時にシグナル音が3回鳴ります。「清掃 / メンテナ
ンス」の章に記載のように、集塵パックもしくは、
フィルターを交換して下さい。
「フィルター交換」表示にもかかわらず吸引を
更に継続させると、エアー流量が設定値以下に
下がると吸引は自動的に停止します。
その際に、LED (K)表示が点滅します。
停止および入力スイッチによりこの認識は消去
され、吸引が再度スタートします。
詰まっているフィルターシステムで作業をおこ
なうと、危険が発生し、吸引装置が損傷する
場合があります。フィルターが詰まり吸引が停
止する場合には必ずフィルターを交換して下さ
い。
JA
2.7.1 ｢フィルター交換」表示の感度の設定
接続した装置の吸引口がSilent TSのパイプ径
よりも明らかに小さい場合（32,5mm以下）に
は、反応感度を弱くする必要があります。
｢フィルター交換」検知の感度は変更することができ
ます。
それには：
• Silent TS のスイッチを切ります。;
ボタンを押しながら、 Silent TS のスイッチを
•
オンにすると、表示に出荷時調整値の「5」が点滅
します。
• ボタンを押します。
- 稼動感度を下げます。
- ｢フィルター交換」シグナルが遅れて作動しま
す。
- ==> 集塵パックが一杯になり過ぎます。
• ボタンを押します。
- 稼動感度を上げます。
- ｢フィルター交換」シグナルが早く作動します。
- ==> 集塵パックが一杯になりません。
• ボタンを押します。
- シグナルトーンが設定完了を知らせます。
2.7.2 ｢フィルター交換」シグナルトーンの
オン・オフ設定
音による「フィルター交換」のシグナルをオンまた
は、オフできます。
それには：
• Silent のスイッチを切ります。;
• Silent のスイッチを入れます。その際、
ボタンを押し、シグナルトーンが聞こえるまで、
そのまま押し続けて下さい。
- 短いシグナルトーン：音によるシグナルがオフ
- 長いシグナルトーン：音によるシグナルがオン
3. クリーニング / メンテナンス
クリーニングおよびメンテナンス作業前に電源
ケーブルをコンセントから抜いて下さい。
電源接続ケーブルを損傷又は老朽化していない
か定期的に、少なくとも一年に一回、検査して
下さい。 装置の電源接続ケーブルが損傷して
いる場合にはこのケーブルを使用前に取り替え
て下さい。
3.1 パッキン
吸引装置の機能保持のために3つのパッキンが損傷し
ていないことが重要です。
• 塵埃ケースのプロファイルパッキン（写真12a）
• 塵埃ケースのVリングパッキン（写真12b）
• 上部フロントカバーのパッキ¬ン（写真20）
が損傷していないことが重要です。
これらのパッキンはフィルター交換時に検査し、損
傷している場合には交換して下さい（交換部品リス
ト）。
- 4 -
と