8.2 カバープレートの取り付け
組み立ての際にスライドワッシャが損傷しないように注意してください。 スラ
イドワッシャの粒子が挟まると、 システム関節に横方向の遊びが生じることが
あります。
1 必 要に応じて、 カバープレートのスレッ ドをLOCTITE
にします。
2 第 2のスライドワッシャの片面にスプレー接着剤を塗布し、
カバープレートに貼り付けます (図10) 。
3 反対側の面に、 装具関節用グリースを少しだけ塗布します。
4 システムあぶみにカバープレートを配置します。
5 1 本目の皿小ねじをねじ込みます (軸ねじ、 S1、 図11) 。
6 2本目の皿小ねじをねじ込みます (S2、 図12) 。
8.3 システム関節の運動自由度のチェ ッ ク
システム関節が自由に動く ことを確認してください。 横方向に遊び
がある場合は、 もう一段階厚いスライドワッシャを取り付けてください。
自由に動かない場合 (ひっかかる場合) は、 もう一段階薄いスライドワッシャを取り付けてください。
8.4 ねじの固定
装具が製作され、 試装着が終わったら、 ねじを固定してから、 患者に手渡します。
1 カ バープレートのねじ (図12) は、 システム幅に対応するトルクで締め、 LOCTITE® 243 ( 中強度)
で固定します。
2 接着剤を硬化させます (約24時間後に最終的強度) 。
カバープレートのねじ
S1 ( ねじ1、 軸ねじ)
S2 ( ねじ2)
カバープレートのねじは、 納品時、 必要なトルクでは固定されていません。 カバープレートの
開口部にも、 トルクについての情報が記載されています。
136
7063 Super Cleanできれい
®
10mm
12mm
1.5mm
3Nm
1.5mm
3Nm
S1
図11
システム幅
14mm
16mm
4Nm
4Nm
4Nm
4Nm
図10
S2
S1
図12
20mm
4Nm
4Nm