レーシングシェルを調整する(図CおよびD)
1. フロントの穴 (c, d, e, f(有る場合)) を選
択することによりシート角度を固定します。
2. 座金 (6) または (9) およびねじ M8x20 (5) ま
たは (8) でアダプタ (4) または (7) の前面に
レーシングシェル (1) を固定して下さい。
取り付けの完成
22 Nm +2/–3 Nm の締付けトルクで 4 本の固定
ねじ (5) または (8) すべてを締め付けます。
危険
レーシングシェルが固定具からはずれることによ
る重傷の危険。
レーシングシェルの取り付けには、付属のマ
イクロカプセル化されたねじのみを使用して
下さい。
付属のマイクロカプセル化されたねじは、一
回限りでお使いください。
すべてのねじを指定トルクで締めます。
3.4. HANSシステムに保護カバーを取り付ける(図F)
注記
保護カバーのないHANSシステムによるレーシング
シェルカバーの損傷!
HANS保護カバーが取り付けられていない場合
には、保証の請求はできません。
工場出荷時に同梱されている保護カバー (10)
を、自己粘着ベルクロテープ (12) によって
HANSシステム (11) に取り付けます。
さらに、HANSシステムの背面のストラップを、
設けられている開口部を通して付属の保護カバ
ーに通します。
3.5. シートクッションの交換/
クリーニング(図E)
添付の図面は、4ページで参照してくださ
い。
クリーニングまたは追加の椅子張りの際には、シ
ートとバックレストクッション (2, 3) を取り外
します。
クッションをベルクロテープから強く引いて外
します。
こうしてクッションを簡単にクリーニングまたは交
換することができます。クリーニング指示に関して
は、34 ページを参照してください。
4. 操作
運転を開始する前の安全情報
危険
運転中に損傷したレーシングシェルを使用してい
る場合の生死に関わる危険!
ご使用の前に、レーシングシェルとアダプタ
の亀裂、へこみ、へこみや同様の欠陥などの
損傷を慎重にご確認下さい。
損傷が見つかった場合は、モータースポーツ
専門のワークショップにお問い合わせくださ
い。
セキュリティ関連の損傷がある場合には、す
ぐにレーシングシェルを交換し、破損したレ
ーシングシェルを車両に使用していないこと
を確認してください。
危険
許容範囲外のレーシングシェルを使用する場合の
生死に関わる危険!
最大限ホモロゲーションラベルに記載されて
いる通りにレーシングシェルを使用して下さ
い(XXXX以降は無効)。
この日付以降、レーシングシェルは決して車
両上で引き続き使用することはできません。
ホモロゲーションラベル
危険
事故に巻き込まれたレーシングシェルを使用した
場合の生死に関わる危険!
偶発的な負荷(レース事故または衝突) にさら
されたレーシングシェルを引き続き使用する
ことはできません。
破損したレーシングシェルが車両に引き続き
使用されていないことを確認して下さい。
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