6
作業
警告
損傷したコードによる危険! 作業中に電源コードまたは延長コードを損傷した場合は、本体とコードを直
ちに電源との接続を解除してください。故障個所には触れないでください!
▶ すべての接続コードを定期的に点検してください。故障している延長コードは交換してください。損傷
している電源コードは認定を受けた修理スペシャリストに交換を依頼してください。
原則として、作動電流が最大 30 mA の漏電遮断器(RCD)をご使用になるよう推奨します。
6.1
電動ハツリ機をスタートさせる
1. グリップのシーソースイッチを完全に握り込みます。
▶ 電動ハツリ機がスタートします。
2. 作業中は、シーソースイッチ(ON/OFF スイッチ)を押し続けてください。
▶ グリップを握り込むことで、機器の出力を制御することができます。
1 分を超過して作業を休止する場合は、機器は最初の位置に戻ります。再スタートするには、グ
リップとシーソースイッチ(ON/OFF スイッチ)を再び完全に握り込みます。
6.2
ハツリ作業
7
チゼルは 6 つの異なる位置に(60° ステップで)調整することができます。これによってコールドチ
ゼルでもスケーリングチゼルでも、最適の角度で作業できます。
1. 電源プラグをコンセントに差し込みます。
2. チゼルを端部から約 80...100 mm(3¹⁄₈"...4")の位置に当てます。
3. グリップのシーソースイッチを完全に握り込みます。
4. ハツリ作業を開始する場合は、コンクリート表面から 90° の角度に傾け、チゼル先端を母材の端に向け
ます。続いて角度を 70° ... 80° にして、母材を除去します。
▶ 鉄筋での作業の際は常にチゼルを母材の端に向かって移動させ、鉄筋の方向へは向けないでくださ
い。
低温での作業:
打撃機構を作動させるためには、本体温度が最低運転温度に達している必要があります。この温
度まで上げるには、本体を短時間母材に当てて本体をアイドル回転させます。必要であれば、打撃
機構が始動するまでこの動作を繰り返します。
6.3
先端工具を取り外す
警告
負傷の危険 先端工具は使用することで熱くなり、またエッジが鋭くなっている場合があります。
▶ 先端工具の交換時には保護手袋を着用してください。
1. 電源プラグをコンセントから抜きます。
2. チャックロックスリーブをストップ位置まで戻します。
3. 先端工具を取り外します。
4.
注意! 熱くなっている先端工具を引火性の高い物質の上に置かないでください。
6.4
接続可能な電源コードを電動工具から外す
1. 電源プラグをコンセントから抜きます。
2. ロックボタンを押し、コーディングされた脱着式電気プラグを引き抜きます。
3. 電源コードを本体から抜きます。
Hilti は、接続可能な電源コードを常に工具に接続したままにしておくことをお勧めします。接続
可能な電源コードは、破断/損傷の場合にのみ引き抜くようにしてください。
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