パイプディスケーラー
品番
カタログ番号
表面が錆やスケールで覆われたパイプ : REEDディ スケーラ― (図3) で
切断する箇所から錆やスケールを取り除きます。 ハンマーとタガネ、 ま
たは粗いやすりも使用できます。 この作業によって、 カッターホイール
と切断時間を節約し、 カッターをパイプの上に揃えて確実に切断した
いラインを切断していくのに役立ちます。
役立つヒント : 径の大きなパイプでは、 2人の作業者が交代でハンドル
を引くのが望ましい場合があります。 最大圧力を維持できなければ、
時間の無駄になってしまいます。 鋳鉄およびダクタイル鋳鉄のパイプ
は、 部分的に貫通すると切断ラインに沿って割れますが、 ホイールを回
し続けて確実に切断を完了させてください。 ダクタイル鋳鉄は加工に
より硬化する傾向があります。 継続的に回し、 最大圧力を加えることに
よ ってこれを防止できます。 ダクタイル鋳鉄を始めから終わりまで切断
する必要がある場合、 スチール用カッターホイールのほうがはるかに
迅速に切断できるため、 使用を検討してください。 スチール用カッター
ホイールは、 ダクタイル鋳鉄用のものほど長持ちせず、 比較的硬くな
いダクタイル鋳鉄にしか使えない可能性があります。
フィードネジを締め付ける
サドルはチェーンで
定位置に固定します。
サドルがラチェッ トハ
ンドルを保持します。
FPV20万力と使用
しているRC30S。
RC30、 RC36、 RC42ロータリーパイプカッターの
取扱方法
RC30以上のカッターの回転を補助するために、 各カッターにラチェッ
ト機構が組み込まれています。 この機構は、 チェーンでパイプに固定さ
れたサドル (またはピボッ トブロック) 、 レバーハンドル、 ラッチで構成さ
れています (図4および5) 。 ハンドルを上向きに回転させると、 ラッチが
カッターの上のラグ上にスライドします。 ハンドルを下向きに回転させ
ると、 ラッチがラグとかみ合ってカッターを引っ張り、 パイプの周りを回
転させます。
1. ヨ ークの上側半分 (フィ ンガーガイド付きの方) をパイプの上に載
せます。 ラグの丸い溝が回転方向を向いていないことを確認して く
ださい。 ホイールを希望する切断ラインに合わせます。
注記 : 図7で、 適切なRC42カッターピボッ トピンの位置を確認して ください。
図3
パイプ容量
長さ
注意 : 本製品またはその他の
手工具を使用するときは、 必
ず適切な保護メガネを着用
して ください。
2. ヨ ークの下側半分をヨークの上側半分に片側ずつ取り付けます。
主ネジをスロッ トにスライドさせ、 ナッ トをカウンターボアにはめ
ていきます。
3. カ ッターホイールが希望する切断ライン上を通るか確認します。
カッターを回転させて、 パイプ最上部を中心に2つのガイドを配置
し、 カッターの重量がバネ荷重式のガイドフィ ンガーにかかった状
態にします。 この時点では、 すべてのカッターホイールがパイプか
ら離れています。
4. 4 つすべてのガイドフィ ンガーがパイプに接触するまで、 カッターを
軽く揺すります。 この工程によ って、 カッターがパイプの上にしっか
りとセッ トされます。 カッターホイールが希望する切断ラインの中
心を通るか確認します。
5. 次 に、 カッターの位置を変えないように、 主ネジのナッ トを手で均
等に締め付けます。 通常、 2つの底部のホイールが先にパイプに接
触した状態となります。 引き続き締め付けを行い、 バネ荷重式のガ
イドフィンガーが引っ込まれ上部のホイールがパイプに接触する
ようにします。 レンチを使い、 1つのナッ トを、 まだカッターを回転さ
せられる状態でできるだけきつく締め付けます。
ラグ
ガイド
ナット
主ネジ
メインカッター
トルクアーム
ラチェット機構
6. ラ ッチ機構の設置
トルクアームをサドルに挿入します。 サドルを、 パイプを残す部分
のカッター側面に配置します。 サドルの歯をパイプにあて、 トルク
アームを角度をつけて地面に置きます。 サドルの位置を調整し、 切
断ラインの中心からサドル側面までが3-1/8インチ (79 mm) にな
るようにします (図6) 。 適切な位置合わせのために、 必ずサドルの
4つの歯すべてがパイプに接触するようにします。 チェーンの留め
ネジをネジの端まで緩め、 パイプの周りにチェーンを巻き付けて、
しっかりと引っ張ります。 最も近いチェーンの輪を、 サドルの反対
側の端にあるチェーンの留め具にひっかけます。 同梱のレンチで、
チェーンのネジを完全に締め付けます。
7. ハ ンドルの端にある下側スチールピンをサドルの穴に挿入し、 ラ
チェッ トハンドルを三角サドルに接続します。 ハンドルを同梱の座
金とコッターピンで固定します。
8. ( ラグに引っ掛けるために使用する) 赤いラッチをラチェッ トハン
ドルピンに接続します。 同梱の別の座金とコッターピンを使って
ラッチを固定します。 ラッチがカッターの中心とあっているか確認
します。
ラッチ
ハンドル
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